2026年も、おおみち耳鼻咽喉科医院ではインフルエンザワクチン接種を行います。従来の注射によるワクチンに加えて、2歳以上19歳未満の方を対象に、鼻にスプレーするタイプのワクチン「フルミスト」も取り扱います。[1]

はじめに:日程・料金・予約

注射ワクチンフルミスト(点鼻)
接種開始2026年9月14日(月)2026年9月25日(金)予定
対象年齢生後6か月以上2歳以上19歳未満 [1]
回数13歳未満は原則2回、13歳以上は原則1回 [3]1シーズン1回 [1]
料金(税込)1回目 3,850円/2回目 2,750円8,000円
予約枠の目安午前10名/午後10名午前2名/午後3名
  • 注射・フルミストともに、前日までの完全予約制です(デジスマからご予約ください)。
  • 任意接種は全額自己負担の自由診療です。料金はすべて税込です。
  • 満1歳以上6歳未満で岡山市に住民票があるお子さんは、岡山市の行政措置予防接種の扱いとなり、専用の予診票を使用します。詳しくは「満1歳以上6歳未満のお子さん(岡山市に住民票がある方)」をご覧ください。
  • 65歳以上の方などを対象とした岡山市の定期予防接種は、2026年10月1日からです(自己負担1,800円)。
  • 予約枠の人数は目安です。診療の状況により日によって変動することがあります。
  • フルミストは在庫に限りがあります。ご希望の方はお早めにご予約ください。

予診票のダウンロード

満1歳以上6歳未満のお子さん(岡山市に住民票がある方)

ご来院前に予診票を印刷してご記入いただくと、受付がスムーズです。満1歳から6歳に該当されない方は、院内でお渡しします。

上記以外の方

Web問診の記入をお願いします。必要時は予診票を院内でお渡しします。


接種時期について

ワクチンの効果と時間の経過

インフルエンザワクチンの効果は、接種後、時間の経過とともに少しずつ低下することが報告されています。[4]

当院のご案内

この点と流行時期とのバランスを考え、当院では10月以降の接種を基本的な目安としてご案内しています。ただしこれは当院の考え方であり、9月の接種が適さないという意味ではありません。身近な流行状況や、ご本人の体調・予定に合わせてご相談ください。

次のような方は、9月からの接種も選択肢です。

  • すでに身近でインフルエンザが流行している方
  • 仕事や学校などで多くの方と接する機会がある方
  • 旅行・海外渡航の予定がある方
  • 10月以降に接種の時間を取りにくい方

接種時期について詳しく知りたい方は、当院コラム「2026年の注射インフルエンザワクチン、いつ打つのがおすすめ?」もあわせてご覧ください。

⚠️65歳以上の方などが対象となる岡山市の定期予防接種は10月1日からです。9月中の接種は公費の対象期間外となりますのでご注意ください。[3]


インフルエンザワクチンを接種する目的

インフルエンザワクチンは、接種すれば絶対にインフルエンザにかからなくなるものではありません。ワクチン接種の主な目的は、発症や重症化のリスクを下げることです。[2]

効果の程度は、その年に流行するウイルスとワクチン株との一致度、年齢、健康状態などによっても異なります。[2]「接種したのにインフルエンザになった」ということはあり得ますが、それだけでワクチンに意味がなかったということではありません。


注射ワクチン(不活化インフルエンザHAワクチン)

対象と回数

生後6か月以上の方が対象です。[2]
13歳未満のお子さんは原則2回(通常4週間以上の間隔を空けることを推奨しています)、13歳以上は原則1回の接種です。[2]
基礎疾患などにより、13歳以上でも2回接種を考慮する場合があります。ご相談ください。

料金(税込)

  • 1回目:3,850円
  • 2回目:2,750円

予約枠

午前10名・午後10名を目安としています。前日までの完全予約制です。

接種の流れ

  1. 予診票・Web問診の確認
  2. 体温・体調の確認
  3. 医師による接種可否の確認
  4. 皮下に注射
  5. 接種後の状態を確認
  6. 帰宅

主な副反応

接種した部位の赤み・腫れ・痛みが最も多く、通常は2〜3日で治まります。そのほか、発熱、頭痛、だるさ、寒気などがみられることがあります。まれにアナフィラキシーなどの重い症状が起こることがあります。[2]

接種後に呼吸が苦しい、じんましんが広がる、高熱が続くなどの症状がある場合は、医療機関へご相談ください。


フルミスト(経鼻弱毒生インフルエンザワクチン)

フルミストとは

フルミストは、鼻の中にスプレーする生ワクチンです。注射針を使用しないことが大きな特徴です。[1]
日本では2歳以上19歳未満の方が対象で、左右の鼻にそれぞれ1回ずつ噴霧し、1シーズン1回の接種で完了します。[1]

料金・予約枠(税込)

  • 料金:8,000円
  • 予約枠:午前2名・午後3名を目安

前日までの完全予約制です。フルミストは在庫に限りがありますので、ご希望の方はお早めにご予約ください。

接種の流れ

  1. 予診票・Web問診の確認
  2. 体温・体調の確認
  3. 医師による接種可否の確認
  4. 左右の鼻にフルミストを噴霧
  5. 接種後の状態を確認
  6. 帰宅

鼻づまりが強いときは、接種前にご相談ください

フルミストは鼻の中に噴霧するワクチンです。アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などで鼻づまりが強い状態では、薬液が十分に行き渡らない可能性があります。

当院は耳鼻咽喉科ですので、接種前に鼻の状態を確認し、必要に応じて鼻の処置を行ってから接種することができます。「鼻がつまりやすい」「最近ずっと鼻水が出ている」という方は、ご予約時または接種当日にお申し出ください。症状が強い場合は、日をあらためて接種することや、注射ワクチンへの変更をご案内する場合があります。

フルミストを接種できない方

次の方は接種できません。[1]

  • 2歳未満、または19歳以上の方
  • 明らかな発熱がある方
  • 重い急性疾患にかかっている方
  • フルミストの成分でアナフィラキシーを起こしたことがある方
  • 明らかな免疫機能の異常がある方、免疫を抑える治療を受けている方
  • 妊娠していることが明らかな方
  • その他、医師が接種に適さない状態と判断した方

注射ワクチンをおすすめする方

日本小児科学会は、次のような場合には注射ワクチンの使用を推奨しています。[5]

  • 喘息のある方、特に喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒューする症状)の症状がある方
  • ゼラチンでアナフィラキシーを起こしたことがある方
  • 無脾症の方
  • ミトコンドリア脳筋症の方
  • 髄液が鼻や耳から漏れたことがある方、頭蓋底の骨折や手術を受けたことがある方など、中枢神経系を守る構造が損なわれている可能性がある方
  • 授乳中の方
  • ご家族など身近に免疫不全の方がいる場合

人工内耳を装用している方についても、髄液漏との関連から米国CDCでは注射ワクチンが推奨されています。事前にご相談ください。[6]

事前にご相談いただきたい方

次にあてはまる方は、予約前にお知らせください。[1,7]

  • けいれんを起こしたことがある方
  • 鶏卵・鶏肉など鶏由来のものにアレルギーがあり、さらに他の複数のアレルギーがある方 [1]
  • アスピリンなどのサリチル酸系のお薬を使用している方
  • 抗インフルエンザ薬を使用中の方、または最近使用した方(次項をご覧ください)

判断に迷われる場合は、ご予約前または診察時にご相談ください。

抗インフルエンザ薬を飲んだ方へ

抗インフルエンザ薬は、フルミストに含まれるワクチンウイルスの増殖を抑え、ワクチンの効果を弱める可能性があります。[1]

影響が考えられる期間は薬によって異なります。米国CDCでは、次の期間が示されています。これらは薬が体内から排出されるまでの時間などに基づく目安です。[6]

薬の例フルミストの効果に影響する可能性がある期間
オセルタミビル(タミフルなど)、ザナミビル(リレンザ)接種前48時間以内から接種後2週間
ペラミビル(ラピアクタ)接種前5日以内から接種後2週間
バロキサビル(ゾフルーザ)接種前17日以内から接種後2週間

イナビルなど、表にない抗インフルエンザ薬も確認が必要です。ご予約時に、「いつ、どの薬を使用したか」をお知らせください。[1]

接種後にインフルエンザを発症した場合は、治療を優先して医師にご相談ください。ワクチンへの影響を心配して、必要な薬を自己判断で控えないようにしてください。

主な副反応

フルミスト接種後には、次のような症状がみられることがあります。[1]

  • 鼻水・鼻づまり(10%以上と最も多くみられます)
  • 咳
  • のどの痛み
  • 発熱、頭痛、だるさ、食欲の低下

特に鼻水・鼻づまりが多く報告されています。まれにアナフィラキシーなどの重い副反応が起こることもあります。[1]

呼吸が苦しい、じんましんが広がる、けいれんが起きたなどの場合は、速やかに医療機関を受診してください。高熱が続くなど、気になる症状がある場合もご相談ください。[7]


フルミストは家族にうつる?接種後の過ごし方

フルミストは、病原性を弱めた生きたインフルエンザウイルスを使うワクチンです。接種後しばらくは鼻の中でワクチンウイルスが増え、飛沫や接触によって周囲の方に伝わる可能性があります。[1,5]

ただし、「ワクチンウイルスが伝わること」と「通常のインフルエンザを発症すること」は同じではありません。以下のような注意が必要な方がいなければ、接種したお子さんと健康なご家族が、ふだんの生活で接触を控える必要は基本的にありません。[6,8]

ご家族の病気や治療内容によって配慮が必要な場合がありますので、気になることがあれば予約前にご相談ください。

家族に免疫力が低下している人がいる場合は?

日本小児科学会は、ご家族など身近に免疫不全の方がいる場合、注射の不活化インフルエンザワクチンを推奨しています。[5]

ご家族が抗がん剤治療や移植後の免疫抑制治療などを受けている場合は、予約前にご相談ください。免疫の状態は病気や治療内容によって異なります。必要に応じてご家族の主治医にも確認し、適したワクチンを選びます。

また、国内の電子添文では、フルミスト接種後1〜2週間は、重度の免疫不全の方との密接な接触をできるだけ避けるなど、必要な対策をとるよう案内されています。[1]

ご両親やきょうだいなど血縁のご家族に、生まれつきの免疫の病気(先天性免疫不全症)がある場合は、お子さん本人の接種についても慎重な判断が必要です。必ず事前にお知らせください。[1,7]

家族に妊婦がいても、子どもは接種できますか?

妊娠中の方ご本人は、フルミストを接種できません。[1] 一方、お母さんが妊娠中であることだけを理由に、お子さんがフルミストを接種できなくなるわけではありません。

米国CDCは、妊娠中の方が、経鼻インフルエンザワクチンを接種した人との接触を避ける必要はないとしています。[8]

接種を受けるお子さん自身が、年齢や健康状態などの接種条件を満たしていることが前提です。ご家族に免疫不全の方がいる場合や、免疫を抑える治療を受けている方がいる場合は、その状況も含めてご相談ください。[5,6]

赤ちゃんや2歳未満のきょうだいがいる場合は?

2歳未満のお子さん本人は、フルミストを接種できません。[1] ただし、「本人が接種できないこと」と「接種したきょうだいと一緒に過ごせないこと」は別の話です。

国内の電子添文や接種を受ける人へのガイドにある「乳児との接触を控える」という注意は、授乳中の方ご本人がフルミストを接種した場合についての記載です。接種したきょうだいと乳児の接触を、一律に制限する記載ではありません。[1,7]

米国CDCの指針でも、接種を受ける人自身が接種条件を満たしていれば、健康な乳児と同居していることだけを理由に経鼻ワクチンの接種を制限していません。[6]

ただし、赤ちゃんに免疫の病気がある場合は、身近な方への接種も含め、注射ワクチンを選ぶことが推奨されます。[5] 重い持病がある場合や、家庭での接触について心配がある場合も、事前にご相談ください。

家庭で気をつけることはありますか?

鼻をかんだ後や、お子さんの鼻水を拭いた後は手を洗い、咳やくしゃみが出るときは咳エチケットを心がけましょう。

接種当日は激しい運動を避け、体調の変化に注意してください。[1,7]

接種後に発熱や咳などが出ても、すべてをワクチンの反応と決めつけないことが大切です。流行しているインフルエンザや、ほかの感染症にかかっている可能性もあります。

医療機関を受診する際は、フルミストを接種した日を必ずお伝えください。お薬を使う場合も、医師や薬剤師に接種したことを伝えてください。[7]

接種後、インフルエンザ検査が陽性になることがあります

フルミスト接種後は、鼻の中にワクチン由来のウイルスが一時的に存在するため、一定期間はインフルエンザの迅速検査で陽性反応が生じる可能性があります。[1]

一方で、実際に流行しているインフルエンザに感染することもあります。接種後の陽性反応を、自己判断で「ワクチンのせい」と決めつけないようにしてください。

発熱や鼻水などの症状で受診する際は、「○月○日にフルミストを接種しました」と医師にお伝えください。症状や周囲の流行状況、接種からの期間などを含めて判断します。


フルミスト接種前・接種後のお薬と妊娠に関する注意

使用中のお薬は、接種前にお知らせください

処方薬だけでなく、市販薬も含めて、使用しているお薬を接種前にお知らせください。特に、アスピリンなどを継続して使用している方は、予約前にご相談ください。[1,7]

接種後に解熱鎮痛薬を使う場合も、医師や薬剤師にフルミストを接種したことを伝えてください。アスピリンなどのサリチル酸系のお薬、ジクロフェナク、メフェナム酸には注意が必要です。[1,7]

処方されている薬は、自己判断で中止せず、主治医にご相談ください。

接種を受けるご本人の妊娠に関する注意

妊娠中の方は、フルミストを接種できません。[1]
妊娠中の方には、注射の不活化インフルエンザワクチンをおすすめします。妊娠初期を含め、妊娠週数にかかわらず接種できます。[9]

妊娠の可能性がある方は、接種前の約1か月間は避妊し、接種後の約2か月間は妊娠しないよう注意が必要です。妊娠の可能性や予定がある場合は、接種前にご相談ください。[1,7]

これは、フルミストを接種するご本人についての注意です。ご家族の妊娠については、前項の「家族に妊婦がいても、子どもは接種できますか?」をご覧ください。


注射とフルミスト、どちらを選ぶか

どちらか一方がすべての方にとって優れている、というわけではありません。日本小児科学会は、2歳以上19歳未満の方について、注射ワクチンとフルミストのいずれも同等に推奨しています。[5]

そのうえで、喘息をはじめとする体質や持病、ご使用中のお薬、ご家庭の状況などによっては、注射ワクチンの方が適していることがあります(「注射ワクチンをおすすめする方」をご覧ください)。

通常はどちらか一方を選択し、効果を高める目的で両方を接種することは推奨されていません。[5]


高齢者の定期予防接種について

岡山市の2026年度(令和8年度)高齢者インフルエンザ定期予防接種の期間は、2026年10月1日から2027年1月31日までです。[3]

対象となるのは、接種日に岡山市に住民票があり、次にあてはまる方です。[3]

  • 65歳以上の方
  • 60歳以上65歳未満で、心臓・腎臓・呼吸器またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に一定の障害がある方

自己負担額は1,800円です。 市民税非課税世帯の方は事前に助成券を申請することで900円、生活保護世帯など対象となる方は事前申請により無料となります。[3]

岡山市から接種券や問診票が郵送される方式ではありませんので、対象となる方は制度をご確認のうえご予約ください。9月中の接種は対象期間外です。[3]

岡山市外にお住まいの方へ

この制度は岡山市に住民票がある方が対象です。瀬戸内市などお住まいが岡山市外の方は、公費の取り扱いが自治体ごとに異なります。

当院での接種をご希望の場合は、まずはお住まいの自治体の制度をご確認のうえ、お電話でご相談ください。


ご予約について

2026年も、インフルエンザワクチンはデジスマからの完全予約制です。注射・フルミストともに前日までにご予約ください。

ワクチン接種のみをご希望の方
当日は優先的にお呼び出しします。

同じ日に通常の診察もご希望の方
通常の診察予約も別途お取りください。

ご予約の変更・キャンセル
前日までであれば、Web上でキャンセルのうえ、あらためてご希望の日程をご予約ください。当日の変更・キャンセルについては、お電話でご相談ください。

インフルエンザワクチンは数に限りがあり、1つの枠をお一人でお使いいただいています。ご都合が悪くなった際は、お手数ですがご連絡をお願いいたします。ご連絡のないまま来院されなかった場合、その予約は無効となります。


よくあるご質問

Q. フルミストと注射では、どちらの方が効果がありますか?

どちらか一方がすべての方に明らかに優れているとはいえません。日本小児科学会は、2歳以上19歳未満の方について、いずれのワクチンも同等に推奨しています。[5]

喘息がある場合や、ご家族に免疫不全の方がいる場合などは、注射ワクチンが推奨されます。[5]

Q. フルミストは痛いですか?

注射針は使用しません。[1] 左右の鼻にスプレーするため、鼻の中に液体が入る感覚はありますが、注射針による痛みはありません。

Q. フルミストは何回受けますか?

日本では、2歳以上19歳未満の方に1シーズン1回接種します。左右の鼻にそれぞれ1回ずつ噴霧して完了します。[1]

Q. 注射ワクチンとフルミストの両方を受けた方がよいですか?

通常はどちらか一方を選択します。効果を高める目的で両方を接種することは推奨されていません。[5]

Q. 卵アレルギーがあります。接種できますか?

注射ワクチン・フルミストとも、製造に鶏卵が用いられています。ただし、卵アレルギーがあるというだけで、一律に接種できないわけではありません。[2,5]

米国CDCでは、卵アレルギーのみの場合、年齢や健康状態に適したインフルエンザワクチンを接種でき、卵アレルギーを理由とした追加の特別な対策は必要ないとしています。[6]

一方、日本のフルミストの電子添文では、鶏卵・鶏肉など鶏由来のものにアレルギーを呈するおそれのある方は、慎重な判断が必要とされています。[1]

これまでのアレルギー症状の程度を確認して判断しますので、ご予約時・接種時に必ずお申し出ください。過去にワクチンそのものや、その成分でアナフィラキシーを起こした場合は、別途判断が必要です。

Q. フルミストを接種したのにインフルエンザになることはありますか?

あります。フルミストを含め、インフルエンザワクチンは感染や発症を100%防ぐものではありません。発症や重症化のリスクを下げることが接種の目的です。[2,5]

接種後に発熱などの症状が出た場合は、ワクチンの反応と決めつけず、接種日を医師に伝えてご相談ください。

Q. 鼻がつまっていても接種できますか?

軽い鼻づまりであれば接種できる場合がありますが、症状が強い場合は薬液が十分に行き渡らない可能性があります。

当院では接種前に鼻の状態を確認し、必要に応じて処置を行います。症状によっては接種日の変更や注射ワクチンをご案内することがありますので、ご心配な方はご予約時にお知らせください。

Q. 家族に妊婦や赤ちゃんがいても、フルミストを選べますか?

妊婦や健康な赤ちゃんと同居していることだけを理由に、接種を受けるお子さんがフルミストを選べなくなるわけではありません。[6,8]

ただし、ご家族に免疫不全の方がいる場合は、注射ワクチンが推奨されます。[5] 詳しくは「フルミストは家族にうつる?接種後の過ごし方」をご覧ください。


2026年 接種料金・予約枠(税込)

ワクチン対象・回数料金予約枠の目安
注射ワクチン 1回目生後6か月以上3,850円午前10名/午後10名
注射ワクチン 2回目2回接種の対象となる方2,750円午前10名/午後10名
フルミスト2歳以上19歳未満・1シーズン1回8,000円午前2名/午後3名
岡山市 高齢者定期接種65歳以上など対象の方1,800円注射枠

任意接種は全額自己負担の自由診療です。予約枠の人数は目安であり、日によって変動することがあります。

ご不明な点がありましたら、おおみち耳鼻咽喉科医院までお気軽にご相談ください。


参考文献・資料

[1] 第一三共株式会社.フルミスト点鼻液 電子添文.2026年8月改訂(第6版).

[2] 厚生労働省.インフルエンザQ&A.ワクチンの効果、接種回数、副反応等に関する項目.

[3] 岡山市.令和8年度 高齢者の定期予防接種 インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症.

[4] Young B, Sadarangani S, Jiang L, Wilder-Smith A, Chen MIC. Duration of Influenza Vaccine Effectiveness: A Systematic Review, Meta-analysis, and Meta-regression of Test-Negative Design Case-Control Studies. J Infect Dis. 2018;217(5):731–741. doi:10.1093/infdis/jix632. PMID:29220496.

[5] 日本小児科学会 予防接種・感染症対策委員会.経鼻弱毒生インフルエンザワクチンの使用に関する考え方〜医療機関の皆様へ〜.2024年9月2日.

[6] Centers for Disease Control and Prevention. Interim Clinical Considerations for the Use of Seasonal Influenza Vaccines in the United States.

[7] 医薬品医療機器総合機構(PMDA).ワクチン接種を受ける人へのガイド:経鼻弱毒生インフルエンザワクチン フルミスト点鼻液.2026年9月更新.

[8] Centers for Disease Control and Prevention. Live Attenuated Influenza Vaccine [LAIV] (The Nasal Spray Flu Vaccine).

[9] 日本小児科学会.妊婦への接種が推奨または考慮されるワクチン.