花粉症・アレルギー性鼻炎

岡山市東区 | おおみち耳鼻咽喉科医院

花粉症・アレルギー性鼻炎

花粉症も、一年中続く鼻炎も。症状と生活に合う治療を一緒に考えます。

花粉の季節になるとつらい、朝からくしゃみが続く、鼻づまりで眠りにくい。おおみち耳鼻咽喉科医院では、症状の出方や生活への影響を伺い、鼻の診察と必要な検査を行います。お薬、舌下免疫療法、日帰りの鼻レーザー治療などから、状態に合う方法を一緒に考えます。

花粉症・鼻炎のご相談は「一般外来」をお選びください。舌下免疫療法や鼻レーザー治療の開始日は、診察後に調整します。

このようなお悩みをご相談ください

  • くしゃみ・透明な鼻水が続く
  • 鼻がつまって眠りにくい
  • 鼻や目がかゆくなる
  • 毎年、同じ季節に症状が出る
  • 掃除のときや起床時に症状が出る
  • 薬の効き方や眠気が気になる

アレルギー性鼻炎は、花粉やダニなどに対する反応によって、鼻の粘膜に炎症が起こる病気です。原因や症状の出る時期を確認して治療を考えます。[2]

季節に関連する症状

花粉症

スギ・ヒノキなどの花粉が原因になります。春だけでなく、イネ科やブタクサ・ヨモギなどの花粉が関わる季節にも症状が出ることがあります。[5]

一年を通じた症状

通年性アレルギー性鼻炎

ダニなどが主な原因です。寝具に触れるときや掃除のときなど、症状が出る場面が手がかりになります。花粉症と重なることもあります。

鼻づまりや鼻水の原因は、アレルギーだけではありません。かぜ、副鼻腔炎、鼻の形などが関わることもあるため、長引く症状や片側だけの症状もご相談ください。

鼻の診察と、必要に応じたアレルギー検査

症状が始まった時期、季節や場所との関係、これまでのお薬の効果を伺い、鼻の中を診察します。必要に応じて血液検査などを行い、治療や生活上の対策に役立てます。

指先採血の検査 SILIS(サイリス)にも対応

当院では、指先から少量の血液を採るアレルギー検査も行っています。原則として小学生以下のお子さん、通常の採血が難しい方が対象です。診察で必要性を確認し、通常の採血も含めて検査方法を選びます。

ご希望は診察時にお伝えください。結果をご説明する時期は、検査方法や当日の診療状況によって異なります。

検査で陽性でも、それだけで症状の原因とは決まりません。症状の出方と検査結果を合わせて判断します。検査の数値だけで重症度が決まるわけでもありません。[2]

食物について陽性の結果が出ても、自己判断で食事を制限せず、担当医にご相談ください。

お薬は、症状と生活に合わせて選びます

くしゃみ・鼻水が中心か、鼻づまりが強いか、眠気が困るかなどを確認し、お薬の種類や組み合わせを調整します。運転や学校・仕事への影響、妊娠・授乳、持病についてもお伝えください。[2]

飲み薬

抗ヒスタミン薬などで、くしゃみ・鼻水を抑えます。薬によって眠気や運転に関する注意が異なるため、生活に合う薬を相談します。

点鼻薬

鼻噴霧用ステロイド薬などで、鼻の粘膜の炎症を抑えます。鼻づまりを含む鼻症状に使い、正しい使い方や継続の仕方もご説明します。

毎年つらい方は、本格的な花粉シーズンの前からご相談ください。例年の症状や花粉の飛び方を参考に、治療を始める時期を考えます。すでに症状が強い場合も、治療を調整できます。[1]

花粉症の「初期療法」についてのコラムはこちら

血管収縮成分を含む市販の点鼻薬は、使い過ぎるとかえって鼻づまりを悪化させることがあります。使用中の点鼻薬も、お薬手帳や実物でお知らせください。[1]

舌下免疫療法という選択肢

原因となるアレルゲンを含む薬を舌の下で服用し、アレルギー反応を弱めて、症状やお薬の使用を減らすことを目指す治療です。スギ花粉症と、ダニによるアレルギー性鼻炎が対象になります。効果には個人差があり、すべての方が治るわけではありません。[3][4]

続け方
原則として1日1回、毎日服用します。治療期間は一般に3〜5年が目安です。[2]
始める時期
スギの治療は、スギ花粉が飛んでいない時期に開始します。診察と検査で適しているかを確認します。
初回の服用
医療機関内で行い、服用後は少なくとも30分間、体調の変化を確認します。
お子さん
5歳ごろから対象になる場合があります(5歳未満の臨床試験は行われていません)。持病、正しく服用できるか、ご家庭で継続できるかを確認します。[3][4]

口やのどのかゆみ・腫れなどが出ることがあり、まれにアナフィラキシーなどの重い反応も起こります。喘息などの持病、妊娠・授乳、使用中のお薬、口の中の傷や炎症について事前にお知らせください。服用方法、体調が悪い日の対応、副作用が出たときの連絡方法を、開始前にご説明します。[3][4]

鼻づまりに対する日帰りレーザー治療

お薬を使っても鼻づまりがつらい方などでは、鼻の状態を確認して、鼻粘膜にレーザーを当てる治療を検討します。当院では局所麻酔で行う日帰り治療に対応しています。

アレルギー体質そのものを治す治療ではありません。効果の程度や持続期間には個人差があり、再び治療が必要になる場合や、治療後もお薬が必要な場合があります。[1]

治療方法・費用の目安などの詳しい解説はこちら

お子さんの鼻づまり・口呼吸もご相談ください

小さなお子さんは、鼻づまりをうまく言葉にできないことがあります。鼻をよくこする、口を開けている、眠りにくそう、鼻水が続くといった様子もお伝えください。鼻炎のほかに、かぜや副鼻腔炎、アデノイドなどが関わっていないかも診察します。

年齢や症状に合わせて検査・治療を選びます。過去のアレルギー検査の結果や、使用しているお薬があればお持ちください。

お子さんの耳・鼻・のどの診療について

日常生活でできる対策

花粉をできるだけ避ける

  • 花粉情報を確認し、外出時はマスクや眼鏡を使う
  • 帰宅時に、衣類や髪についた花粉を持ち込みにくくする
  • 花粉が多い日は、洗濯物や寝具の干し方を工夫する

ダニが原因の場合

  • 寝具や室内をこまめに掃除する
  • 寝具の洗濯・乾燥などを組み合わせる
  • 室内の湿気に気をつけ、無理なく続けられる対策を選ぶ

症状の原因に合う環境対策を、お薬などの治療と合わせて行います。[2][5]

受診の流れと費用

  1. 一般外来の当日順番受付Web・デジスマから「一般外来」をお選びください。Web問診に、症状の出る季節や場所、気になる治療をご記入ください。
  2. 診察と必要な検査症状や鼻の状態を確認します。お薬手帳、過去の検査結果、使用している市販薬の情報があればお持ちください。
  3. 治療と経過の確認お薬の効果や副作用を確認しながら治療を調整します。舌下免疫療法やレーザー治療をご希望の場合は、適応や開始時期を相談します。

診察・検査・治療は、保険適用の条件に沿って行います。費用は検査内容、処方、自己負担割合などによって異なります。鼻レーザー治療については、専用ページでもご案内しています。

よくあるご質問

初めての受診でも、アレルギー検査はできますか?

まず診察で検査の必要性と方法を確認します。当日に実施できる場合もありますが、体調や検査内容、診療状況によって別日をご案内することがあります。SILISをご希望の方も、診察時にお伝えください。

検査を受けないと、薬を出してもらえませんか?

すべての方に検査が必要なわけではありません。症状や診察所見、これまでの経過を踏まえて治療を始めることもあります。原因の確認が治療方針に役立つ場合に検査をご提案します。

妊娠中・授乳中でも相談できますか?

ご相談いただけます。妊娠の週数や授乳、症状、使用中のお薬を確認し、治療方法を検討します。市販薬を追加したり、処方薬を変更したりする前にご相談ください。

舌下免疫療法で、すべてのアレルギーが治りますか?

このページでご案内している舌下免疫療法は、スギ花粉とダニに対する治療です。ほかの原因の鼻炎や食物アレルギーなどをまとめて治すものではありません。治療が適しているか、診察と検査で確認します。

薬を使っているのに、鼻づまりがよくなりません

お薬の種類や使い方を確認し、鼻炎以外の原因も調べます。鼻の状態により、薬の調整、レーザー治療、別の検査や専門医療機関への紹介などを検討します。

花粉症・鼻炎の相談は、一般外来へ

毎年の症状、長引く鼻づまり、お子さんの鼻水など、気になることをお聞かせください。症状と生活に合う治療を一緒に考えます。

診療時間・担当医カレンダーを確認する

参考資料

  1. 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会.花粉症の治療の選択肢と最前線の治療法.
  2. 日本アレルギー学会.アレルゲン免疫療法の手引き 2025(PDF).
  3. 医薬品医療機器総合機構(PMDA).シダキュアスギ花粉舌下錠 電子添文.
  4. 医薬品医療機器総合機構(PMDA).ミティキュアダニ舌下錠 電子添文.
  5. 環境省.花粉症環境保健マニュアル 2022(PDF).

参考資料確認日:2026年10月24日

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岡山県岡山市東区西大寺松崎167-8